「水の都」京都――京都には「水の都」としての古い歴史があります。
かつては市内を大小さまざまな河川が流れ、豊かな地下水脈とともに茶の湯や友禅染、豆腐、酒といった京文化を育んできました。
しかし近代化の中で多くの川が消え、あるいはその姿を大きく変え、人々の暮らしから遠ざかってしまいました。
なによりも、水辺で遊ぶ子ども達の姿が見られなくなり、笑い声が聞こえなくなってから久しく経ちます。
このフォーラムでは、水辺で遊ぶ子ども達を復活させることこそ、子ども達の豊かな 心の成長とともに暮らしの見なおしや豊かな京文化の継承に繋がると考え、子どもと 大人が一緒になって川で遊び、川を入り口に、自然と人との関わりを学ぶ活動を続けています。